試験勉強などで困るのは、最初から完璧にしていこうとノートをまとめたり、参考書を暗記してから過去問や問題集に移ろうとしてしまうことです。
経験ありませんか?
まだ基本が頭に入っていないから、まだ整理されていないから、まだ問題集には手を付けていない、、。
「まだ」といっていては、永遠に「まだ」のままですよ!
コレではなかなか厳しいですね、、。本番までに何周か回さないといけないのに、間に合いません。絶対に!!
では、どの順番で時間を使っていけばいいのでしょうか?
勉強方法に迷ったら、まず参考書を一巡することを目標に!
暗記することも、ましてや理解することも必要ありません。まずはカバートゥーカバー読んでしまいましょう。
そのときに目次をしっかり見ながら、読み進みましょう!わたしは、目次部分をカッターで切りとり、目次を常に確認しながら読んでいきます。
そうすると全体がイメージできるんですね。「いまは、全体のこのあたりか」、と眼で確認するのは、大切なことですよ。
全体を把握しておかなければ、部分のつながりが見えてきませんからね。ぜひとも目次を見ながら、確認していきましょう!
ここでは理解も暗記も必要ありません。したところで忘れますから、気にしなくていいです。問題をときながら、理解していけば十分です。
参考書を一巡したあとは、迷わず過去問に!
一巡したあなたは素晴らしい!!
大抵が読みもせずに、「時間がない」「忙しい」と諦めてしまいます。読み切ったあなたは、もう他人とは違うレベルにいることに自信を持ちましょう。
その後は、問題集(過去問)に移りましょう。
ここから、本番です。問題集を解きながら、解説をじっくり読みつつ参考書を確認していきます。ここで時間をしっかりとりましょう。
勉強が終わらない、試験に間に合わないというのは、参考書(基本書)を理解して読むことに時間を費やしてしまい、問題を解く中での理解を疎かにしてしまっているわけです。
中・高校生の勉強を見ていても、まずは基本をしてから、といっている生徒はなかなか伸び切りません。
問題に取り組み、欠けている解法や基本の習熟をそのつど練習したほうが応用問題に取り組みやすくなります。
結局は、問題が何を聞いているか、そしてその答え方を習熟しているか、が重要なのですよ!
1,2年時にはそれでかまわないかもしれませんが、3年になってからそれでは間に合わないでしょう。
社会人ならもっと有意義に時間を使わないと、間に合いません。眼から耳から入れて行きましょう!
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勉強方法に迷ったら?過去問で間違えたところを参考書で確認!
問題集を1周するだけでも、かなり違いが出てきます。代表的な判例が頭に入り、英語なら類似問題(文法問題なら、その空欄の場所で「品詞」を選べる用になっているはず)なら解けるようになっています。
ここまでくれば、気合を入れて2周めに望むことができますよ!
「解ける、解けるぞ!!」
といった心境が楽しくなってきます。しかし、まだ完璧ではありません。ここから、丁寧にかつ大胆に取り組んでいきましょう。
わたしは、問題集にどんどん書き込む派なので、問題集を見るだけでポイントや間違ったところがわかるようになっています。
書き込むのが嫌な方もおられるので、一概にいえませんが、ポストイットにでも書いて違いがわかるようにしておいたほうが、無駄が減ります。
「なぜ、それが答えなのか」
を確認しながら取り組んでいきましょう!ここが一番力のつくところです!踏ん張りましょうね!
過去問を見ただけで解答が浮かべば別の問題集に!
理想はこの段階ですね。問題を読んだ瞬間に、何を聞いているのかがわかり、解答すべきことが整理できるようになっている。
かならずできるようになりますので、心配ご無用です。2周3周あたりで、このレベルになるでしょうから、試験までの日にちがあれば他の問題集や実践模試などに取り組みましょう。
資格試験に先に申し込んで自分を追い込もう!
これも慣れてきたらあたりまえの感覚なんですけれど、学生時代と違い「時間」がありません(笑)
「勉強」時間を捻出することもなかなか難しいでしょう。そこをなんとか勉強の「習慣」をつけて、日常の一部にまで組み入れるところから重ねていきましょう!
大丈夫です!
数年先の自分をイメージして、現在にタイムスリップしたと仮定してみてください。その未来の自分なら「今、この瞬間」いったいどのような時間の使い方をするだろうか?と考えてみましょう!
7日間✕3倍の21日あれば、習慣化できると言われていますので、21日間をまずは目標にして見ましょう。
そのためにも、試験に先に申し込んでおくことは重要です!逃げることも、言い訳もできなくしておきましょう!
資格をとったその後のことも、イメージしながらしっかりと情報だけでもとっておきましょう!やる気が全く違いますよ!!