英語の勉強が進んでくると英英辞書を使ったり、シソーラスを使って類義語などを増やしたり、英語で書かれた文法書を使ってみたりして表現を増やそうとするのですが、そのときに最後まで読み通して使用したもののうちの一つがこのテキストです。
ほんとに世界で有名で、なおかつ現在も使用され続けている優れた文法書です。初級・中級・上級と3冊シリーズであるのですが、おすすめはRaymond Murphyの青いバージョンです。
日本語版もありますのでそちらでも問題ありませんが、使われている英語は難しくありませんので英文の方をおすすめします。
English grammar in useを使用するのに必要な英語のレベルは?
結構レベルを気にする方が多いのですが、高校レベルの英語をしっかり理解できておれば十分です。専門的な表現はありませんし、外国語学習者のために書かれた参考書ですから心配しなくても大丈夫ですよ!
例えば、次の英文が読めて理解できれば問題ありません!試してみましょう!
レイチェルが「知っていればお見舞いに行ったのに」と言っているんですが、ここでの説明は「レイチェルは知らなかった」ということが読み取れれば問題ありません。
どうでしょう?ポイントの理解は問題ないでしょうか?
あれもこれも暗記するのではなく、仮定法のポイントは「実際の現実とどう違うのか?」というところを間違えなければ問題ないわけです。
実際の使用方法は?問題演習のレベルと解説の詳しさ。
使用方法;最初は解説だけを順に読んでいきましょう。
問題演習は2巡目から確認しながら解いていけばいいでしょう。問題を解くことが目標でないですからね。
なんでもそうですが、あまり期間を開けて取り組まないほうが身につきます。見開きでunit1からunit145までありますから、「一日に1ユニットづつ読もう!」などと馬鹿なことはしないことです。
単元ごとにまとめて読み進めましょう。例えば「現在完了Present perfect1,2」と「進行形Present perfect continuous」はユニット7から10まで固めて読み進めたほうが頭に入りやすいです。
翌日にもう一度復習してから、後半ユニット11から14までじっくり研究しましょう。「現在完了?簡単簡単!」とお考えでしょうけれど、実際に何を表現しているのかを理解しているかどうかは、読んでからのお楽しみです!
ほんとに勉強になりますよ!絵やグラフ、図をふんだんに使用しているのでイメージしやすくて整理しやすくなっています。
問題演習はテキストとCD-ROMで確認できます。
見開きの左で解説があり、右側で演習があります。一見少なそうですが、じっくり場面を理解しながら解答を作成していくのでかなり実力がつきます。
紙のテキストの方を終われば、CD-ROMで問題がついているのでそちらをPCで確認していきましょう。これには、音声もついていてブリティッシュアクセントで確認できます。
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English Grammar in Use 5th edition Book with answers and interactive ebookネイティブの理解を追体験しながら文法の確認作業に使えます!
四角四面の説明ではなくネイティブ・スピーカーの頭の中を追体験しながら、勉強が進んで行くのでほんとに実力が上がっていく感覚が出てきます。
で、どうなるのか?というと、「今までわからなかったことがわかるようになれば、ますますわからないところがでてくる」わけですね!(ニッコリ)。
調子に乗ることなく、理解度を上げていきコミュニケーションをどんどんできるように練習を積み重ねていく気持ちが溢れてきますよ!
ここまで来ると実際に試したくてしょうがなくなります!おすすめで紹介しているオンライン教材でどんどん試してみましょうね。
まとめ
English Grammar in Useの説明をしてきましたが、レベルの高い内容がわかりやすく説明されていることがわかりましたね!
実際に使ってみると、自分の理解度が一段階確実に上がるのがわかりますよ!
わたしは「仮定法」分野の整理にほんとに役立ちました!字句の説明を暗記するなどというバカげたことではなく、英語を読む段階でその場面が頭のなかに浮かび上がります。
早い段階で出会いたかったな、と今思いますね。私が出会ったのは、やり直し英語の期間ですから、学生の頃に出会えてれば、もっと楽にレベルアップできたな、と思いますね。
伸び悩んでいると感じているのなら、「基本」に帰ってみるのも一つの方法です。